2007-02-23 最早絶望的
_ 最早絶望的
_ 日経に、ハーバード・サイモンの言葉が出ていた。
「人間は、合理的に行動しようとするが、情報処理能力に限界があるので、合理的には行動できない」
これは当たり前のことであるが、労働者がサボることの考察を欠いたマルクス同様、勘の領域についての考察を捨象するところが学者アタマ的である。
「論理」を前提にすることには飽き飽きする。
「確信」とは、それを覆すための準備に過ぎない。
もし論理を逸脱したところで認めざるを得ない快感に遭遇した場合、我々は、「遡行」するべきではない。その神秘に新鮮に驚くべきである。
祭政会議は、9月新学期制の導入を提言した。
「目くらまし」以外の何ものでもない。
安倍は本当に馬鹿な男である。
この期に及んで自己の失政を「隠蔽」しようというのだ。この男を選出した、小泉、自民党の愚かさは前近代的である。最早都会化しつつある田舎の世代交代を無視するのである。
我々は知る。「安倍政権は、危急のこの時にあっても教育問題を真剣に考えることを自己の立場と利権のためにないがしろにした。
天国での岸信介の怒りが目に見えるようだ。
自分のかっこよさの追求しか念頭にない甘さ、織田信長なら潔く「切腹」する。
この男には「教養」がなさ過ぎた。「韓非子」も「ソクラテス」も読んだことがないに相違ない。
子どもがいないことについての自己省察が足りなさ過ぎる。
安直な構えで、時代を無駄にすること、親分の森と全く同じである。
岸の「命を賭けた選択」がこの男にはできない。
そして、日銀は金利を上げて来た。
金利を上げるとは、実は、税を増やすという意味である。
そしてそれを行うとは、国民がそれに気づかないと思い込むことである。
東大出でなくともこれくらい分らないわけがないのがどうして分らないのか。
[ツッコミを入れる]