ブイネット教育相談事務所


2005-11-18 受験シリーズ  ・ 記憶

_ 急に寒くなったと思えば、今年も早や「受験波動」がやって来た。

安全健康環境で育まれた甘えっ子たちにとって、別に命を取られる訳でもない受験勉強が大きなストレスになる。特に男子にこの傾向が著しい。特に覚えるという我慢が必要な作業で、女子を主体とする、淡々と記憶し続けるものたちとみるみる差がついていく。

可笑しいのは、私から見ると、彼らが覚えようとすれば覚えられるに決まっているはずのことを、苦しそうに「覚えられない」と漏らすことだ。彼らは、日常生活で覚えている言葉の数からすれば当然覚える能力があるはずなのに、自分には覚えることができないと思い込む。つまり、覚えることができている自分を思い出すことができないのだ。可笑

しいことに、それが事実らしいのは、覚えていないことがからかいの対象になってお互いに笑えるところである。

それにしても、これだけ記憶力が大切な時代に、記憶のメソッドを売り物にする塾ビジネスがほとんど見られないのは不思議なことである。それよりも、学者と行政の怠慢と言っておこうか。

諸君。記憶できる様になっていく自分に興味を持ちましょう。他人なんて頼っていないで自ら専用の記憶メソッドを開発しようとしなさい。キーワードは、脳内多器官、イメージ、連鎖、視覚処理、音声確認など。後はいつどのような時にどのような状態でやると最も効果的かを見つけること。