ブイネット教育相談事務所


2007-10-20  近況常態多忙

_ 近況常態多忙

_ 書き手の文章が荒いこともあろうが、このブログを読むにはそれなりの国語力が要るはずだ。このブログの「冗談」部分の解読を、国語の記述試験の問題にしたら面白いとも思う。ともあれ、ここにはコンスタントな読者がいるらしく、すぐに読者件数が想定以上になってしまう。こうなって来るといったいどんな人たちが読んでいるのか、不思議な気持ちになって来る。「自分の考えをのんべんだらりと世間に流していいことがあると思いますか?」というアドバイスをするものもあり、世の中には結構真面目な人が多くて『冗談』が分らないものだななどと「冗談」で思ってしまう。

11月初旬に、『子どもをヤル気にさせる親は、ここが違う!』をグラフ社から、『子どもを親より賢くする本』をPHP研究所から各々出すことになっている。同時並行執筆なので、両者微妙に重なる箇所はあるが、妙に書き分けることに成功しているオモロくてためになる書物である。両者とも、筆者の教育環境設定理論と哲学を語ったもので、前者が実際的な教育環境設定、後者がそれに伴う教育における観点の転換を求めている内容となっている。アスコムお手伝い三択本も売れて来たし、愛読者諸兄に厚く御礼申し上げる。

来週27日土曜日、佐賀県の江北町で講演する。場所は肥前山口駅近くの江北町ふれあい交流センター「ネイブル」。時間は10時30分から。町づくりの推進大会の基調講演ということで、少子高齢化社会における地域の未来的教育の方向性を語る予定。お近くで時間がある方はどうぞ。明日20日15時からは、西荻ホビット村で、「宇野多美恵先生を偲ぶ会」にパネリストとして出席する。「後継者」問題で揺れている相似象学会だが、そのアウトサイダーの立場からしたためた拙文を会場で配布する予定。とは言うものの、肝心のそれをまだ書き上げていないのでどうなるやは分らないが、何しろ今日もこれから4軒こなし夜は会合がある。明日も午前から二軒。とてもではないが書いている暇がない。現在次作に向けて気合いを入れた執筆体制を作ろうとしているので、これは結構きつい。その上、先々の講演に向けてのレジュメみたいなものも書かなければならないし、そこへ受験校問題の分析の依頼が持ち込まれたりする。ここで休暇への夢を書こうと思ったら、工務店が来て中断である。彼らは1階から私の執筆部屋までの有線ラン化の工事の下調べのために来たので仕方がない。もう事務所へ出る時間だ。今日は雨後天晴、読者に良い一日があらんことを。