2008-02-11
_ 百花繚乱抽象アート
相変わらずネタは積もるが(すぐに忘れる)書くヒマがない。
野菜作りが一段落した昨秋以降の「趣味」は、リビング脇の狭いテラスに花を並べること。
60センチプランター7つ一つあたり最低7種はあるから、50種以上が植えられている。その向こうの猫額庭には、カブ密林、ホウレンソウ林、カリフラ/ブロコリ盆栽、その他花卉とくる上に、ネギでもアシタバでもルッコラでもレタスでもミントでもところ狭しと生えまくるから、冬なのに「百花繚乱」状態である。
パンジー数種、オキザリス数種、水仙多種、アリッサム、アマリリス、クリスマスローズ、福寿草、すみれ、ラベンダー、マーガレット、花かんざし、雲間草、シクラメン、ローズマリー、アネモネ、ムスカリ。イチゴ、チューリップ、クロッカス、フリージアは、春を待って勢い良く生え初めている。その他名も忘れた数々の花々が咲き誇るから、実際目にした人は驚く。
これらはヒマさえあれば、花卉屋を巡って、咲いているものや咲きそうなものを片っ端から求めてプランテーションするのであるから、当然と言えば当然の結果である。育てるというより植えているのである。
まずプランターで「抽象構成」する。さらに個々のプランターの配列順を変えることによりもう一段上の「抽象構成」をする。朝、軽く30分以上の鑑賞に堪える。受験勉強中のはずの娘はデジカメ写真を撮りまくりである。
「無常」なんてあったものではない。次々と新しいものが植えられ、次々と新しい花が咲くのである。今朝はついに、ウグイスまで登場した。彼らはハエ同様、咲き誇る花の密を吸う。
雪が降れば、朝風呂後に、残り湯を如雨露で播いてあっという間に「平常」に戻す。
受験屋の陰の趣味が、焚火と花作りとは我ながら笑える。
でも花は、子どもたちや女たちのように新鮮で美しい。
土いじりは、頭脳労働の疲れを確かに癒す。
私はこれを万人にお勧めする。