ブイネット教育相談事務所


2008-02-22 「セコムさん」

_ 「セコムさん」

何が悪いのか「冗談」で分らないけど、筆者夏のいでたちは麦わら帽子にサングラスで自転車上、花粉の春はマスクにサングラス。これは夏以上に評判が悪い。何せ道行く子どもは息を飲んで隅に寄る。

先日、このいでたちで我が門前に着くと、そこに警官がいて、何やら近所を調査している。

イヤな予感がしたが、やはり声をかけられる。

「すいません」

マスクとサングラスを外す。

警官はと言えば、もう一度「すいません」と言って、見ると門前に止まっている白い自転車を背を丸めて移動させている。

ひょっとしてこのあとで来られるのも面倒だから、ここで済ませておこうとした。

「私は一年前に同じ町内からここに引っ越して来ました。」

すると、

「吉祥寺はいいですか」

と尋ねる。

「いいですねえ。何でもあるからねえ。一度住んだらやめられませんよ。」

と言って、ここらで最近始めた公務員を上手にほめて必要以上に歓ばせる遊びを開始。

まず、

「この辺の最近の犯罪発件状態は如何ですか?」

と聞く。すると、

「この辺は、この4、5年空き巣などはありません」

「なるほどねー、人通りが多過ぎるからねえ。それに何と言っても、こうしてお巡りさんたちがしっかりと見回ってくれているおかげじゃあないの、それは。」

予定通り、やや意外なことに、この言葉に相好を崩したお巡りさんは、

「いや〜とんでもございません。セコムさんとかも頑張っていますから」

と笑顔で言う。

セコムさん?どうして「さん」が付くのであろうか。

ダイアローグ!

どうしてセコムに「さん」を付けるか?

―それは警察からセコムさんにたくさん天下っているから。

本当にそうだろうか。

今度は何とかして、「ヤクザ屋さん」と言わせてみよう。

この天下りはさすがに少ないと思われるが。