ブイネット教育相談事務所


2005-05-25 「愛国心」ー入江昭ハーバード大教授

_ 24日付の朝日朝刊で、入江昭ハーバード大教授が、愛国心の議論が盛んなことについて以下のように発言しています。「『国を愛せよ』と言って育てなければならない愛国心は、本当の愛国心なのでしょうか。そんなことを言わなくても、国を美しいと思い、伝統を評価するのが、自然な愛国心ではないか。むしろこれからの時代は、国の単位ではなく、環境や人権など人間社会全体を見渡した価値観を重んじるべきでしょう。」 これは筆者のこれまでの見解と最も近いものです。私は、日本が世界で最も美しい気候と自然に恵まれた島国だと思います。また我々の用いる日本語は他に同様なものが見られない素晴らしい言語の一つです。君が代の歌詞はどうもしっくり来ませんが、日の丸は国旗としてのデザインセンスが抜群です。我々は充分に誇りを持つことができます。そして世界はボーダレス、グローバル化の時代です。環境と人権こそ宗教やイデオロギーを越えて共に語り合うことができるテーマであるはずです。 それにしても、どうして国内の識者たちがこれをまっ先に唱えずに、在米の入江さんが唱えるのでしょうか。この考え方が徹底できれば、現在の靖国問題も解決できるはずだと思います。教育問題にいついての発言もそうですが、もっと国内の学者、識者に意味のある発言をしてもらいたいと願うのは私だけでしょうか。