ブイネット教育相談事務所


2005-05-31 国際基督教大学

_ 教え子の演劇を観るために、三鷹市の国際基督教大学キャンパスを訪ねた。

緑に囲まれた広大なキャンパス。おそらく都内でもっとも人口密度の少ないキャンパスだろう。

先ずは食堂へ。やはり人の有り様を観察するのは食事の光景に尽きる。

1月毎に約5種類の主メニューが変わる仕組み。今月は、カキフライ、チキンミソ漬けカツ、ハンペンの肉詰め、スパイシーチキン。各々350円。ライスが60円。この他に定番メニューなのか、チキンカレー290円、ザ−ジャン麺360円、焼肉丼440円。ハッシュドビーフ360円など。材料に比例する値段というのは他の大学の学食と同じ。ザ−ジャン麺と迷うが、ハッシュドビーフを食べることにする。

トレーに注文の品を載せて、やや離れた中央の売店で料金を払う。食券がない。これは考えようによっては食い逃げが可能なシステム。よほど生徒が恥ずかしいことをしないことが前提か。

食堂内は一見してクリスチャン風の米国人が多い。学生の印象は、パリで見られるアジア人顔。上智や慶應で見られる派手なタイプの女子学生はあまりいない。男子学生は、無理をしない分別っぽい無難なタイプが多い。倫理的。総じて耳が良さそうな学生が多い。超デキるものはいないが、見事に下の者がいない印象。プライドもそれなりのものがある模様。東大や一橋大の格好の滑り止めのようだが、人種のゴッタ煮の早稲田と違って層が薄い。多分地方には知名度が低いのだろう。この大学と慶應や上智に同時合格したらどちらに行くのだろう。青山とだとこちらを選ぶだろう。しかし、妙にカラーがある。キリスト教兼この広大なキャンパスに憧れている類型であると思われる。他の難関大学同様、感受性が弱まっているものが多く見られるのはそれなりに苦労して入学して来ていることを暗示している。

日本人かと思ってみていると、英語を話しているので、アジアからの留学生と知れることもある。立地柄、名前柄、入試問題の特徴から、CIAエイジェント抽出が2次目的かと半ば冗談で思っていたが、これは間違いのようである。私だったら、四谷よりここを、ここより三田を選びそうだ。金を払って通う価値がある大学としてはかなり申し分ない。教授たちも、一目でカスと分かるものは意外と少ない。外国人講師も多く、お勧めの大学と言える。

それにしてもゆったりしたキャンパスに新緑が本当に美しかった。