ブイネット教育相談事務所


2008-12-05 「平泳ぎ」

_ 「平泳ぎ」

相変わらずひどい状態が続いている。

最近考え方を改めることにした。

ヘンタイやキチガイが作家になるのではない。

文章を書き過ぎるとヘンタイやキチガイに近づくのである。

一月中出版予定のゲラ、すでに締め切りを超えた執筆、その最中に次のゲラ。時間がある限り机に向かうが、疲れ果てて最早「クロール」ではとても泳げず、まるで身近の水を混ぜているような「平泳ぎ」で浮いているだけ。

家の中をうろうろ動き回ったりウズラ小屋覗いたり風呂に入ったりしてなんとか書き継ごうとするが、限界は「限界」。外へ。人と話してもどうも話がズレる気がして居心地が悪い。でも,稼業の教育相談は不思議と簡単にこなせてしまう。いっそのこと完全に気が狂ってみたい。気が狂っているのに気が狂っていない今の状況に「冗談」で気が狂いそうだ。

執筆だけならまだ良い。私にはそもそもの涙の教育相談の仕事がある。この上で、ゲラ、テープ取り、そしてそれらのための「腹案作り」があるが、目下腹案を練るヒマはなくてその場に任せて浮かんだ言葉を適当に吐き散らす書き散らす。それを出版社が掃除機で吸って、ゲラにして送って来る。この間多数のメールとやむを得ない連絡電話に襲われる。

よく考えると、自分で全部やった方が良いのではないかとも思えて来る。

しかし、このブログ以外の私の発表物は,「編集」と「リライト」が掛けられる。

私は良からぬことや意味不明のことを書くようなのである。

とにかく本人は死にそうで、風呂でのうめき声を家人に咎められ、息を凝らしたストレッチと瞑想を繰り返し、午後から事務所へ出て教育相談二件。風邪をうつされたっぽいので、帰宅後サウナに出る。サウナ後、放置した携帯を見ると、出版社3社より着信。「実はすでに終わっているのだよ」と思いつつ、なぜか数時間の「漬込み」。

明日朝からのさらにその次の本のためのインタビューの腹案を練らなくては、と思ったが、こりゃやってられないので、ブログで遊んで星空散歩に出ることにする。