2009-05-01 竹
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こう書くと、また「冗談」だと思われるかもしれないが、私の家には「露天風呂」がある。
狭い敷地に家を建てる時に、家族全員の望みがかなうようにするため、狭い空間を細かに割ってしかも最大限に無駄のないように設計すると、何と風呂を作る場所が家の中心の一階南側しかないことが判明した。外から見えないように工夫すると私はそこにデッキを葺いた。こうして、風呂の窓を開けて入浴することを、勝手に「露天風呂」と思うことにしたのである。もちろん「ウナリ瞑想」を行うときは、近所にまる聞こえはマズいので窓を閉めて行う。
浴槽目の前のデッキの上には黒竹の大鉢がある。今そこへ、地面のそこから竹が生えそめ(当たり前だが)、新芽が出始めた。その濃い紫の生えっぷりの良いこと、まるで精巧なミサイルのようであるが、毎日観察していると、先日頂であったものが徐々に剥けて下へ行き、そこに枝葉が生え始めることが分る。ではその先端部分では何が行われているかと言うと、元々内側であった部分が、まるでゴムまりの内側と外側がひっくり返って行くように、外側になって生まれて行くように見えるから面白い。真理と同様、存在も点滅するのである。
私の著書は「捨象変化球」。ブログ読者のみそれを知る。
「イケズのイケ」は、当ブログの前アクセス担当者であるから、しようと思えば勝手に投稿することができる。私はこの問題を解決する所存であるが、何せ面倒くさいことは苦手である。実は北国のタニからも、私宛に投稿メールが来ているのだが、イケ同様無視し続けた。しびれをきらせたイケが勝手に投稿してしまったらしい。あわてて削除しようとしたが、素早くコメントがついたので削除するわけにも行かなくなった。イケと違って、賢明になって赴任先に溶け込んでいるところを本社に見せ、これによって従順で勤勉の証を得て、都会に戻ろうとする作戦らしいタニは、花見の会場のバイトでクマのぬいぐるみを着て、子どもたちと満開の桜のもと、『北国の春』を歌う映像音声まで送って来るが、佐川急便に転職すると良いと思う。イケには若い娘ではなくて、農家のイカズ後家をあてがうようにしようと考えている。「経営者」も大変である。
*お知らせ
_ 以下松永暢史に関係あるイベント情報
_ Drama Project 空中スケッチ 第一回公演:5月1〜3日。『見わたすかぎりの青』(作/演出 上野火山)。構成度の高い演出が期待される。ふるさとのなまり懐かし東北弁使用。料金3500円。下落合TACCS1179(地下鉄東西線下落合下車徒歩2分)。お問い合わせ先、volcano2@mac.com並びにV-net教育相談事務所。
_ 自然育児友の会『ここからミィーティング2009年』:5月9日午前10時30分より『カタカムナ親子音読会』料金2000円。午後はトークショーにも出演予定。詳しくは、http://shizen-ikuji.org/kokokara_mtg/へ
_ あなたと健康特別講演会:5月17日(日)午後1時より。帝京平成大学記念ホール(豊島区東池袋2−51−4)講師/東城百合子「台所からいのちを育てる」、松永暢史「頭のよい子は家庭で育てる」。入場無料。お問い合わせ先、03−3417−5051あなたと健康
_ 三笠書房より『子供がグングン伸びる親の「この習慣」』上梓。こちらもよろしくお願いしたい。