ブイネット教育相談事務所


2009-05-05 DS教育

_ DS教育

なぜか知らぬが、まるでドルジェル伯爵夫人のように精神的に不安定だ。

詰まらぬ人間がやっぱり詰まらぬ人生を送っているのが自分の実態だと、天才ロッカーの訃報に触れて勝手に思い込んだのがイケなかったのかもしれない。

任天堂は、ニンテンドーDSを小学生に一台ずつ普及させ、教師と生徒との直接のやり取りを可能にして、教員と生徒のコミュニケーションを高める事業を展開するそうだ。

私は「コンピューターゲームを18禁にせよ」と、「冗談」で主張するものである。

やっぱマズいって。バーチャルな電気的情報に子どもが周囲の声も耳に入らないぐらい熱中し過ぎるのは。任天堂が次にするべきことは焚火教育ダベさ。それからサイコロ学習とカタカムナ音読法のスポンサーになることダベさ。

板書き教育は、その内容の輝きが失われたことによって、プリント穴埋め学習にとって代られた。板書きの内容を自分のノートに移す時、独語しながらアタマに入れるように書くという学習方法は、素朴ではあるが筋が通っていると思う。でも、文章の記述にならないところが物足りないところだった。今ここにさらにDSを導入すれば、便利にはなるかもしれないが子どもはますます情報受動的で、実際訓練から遠ざかる。読めるが書けない人間がますます多くなる。これは明らかに「危険」である。

ちなみに、コンピューターゲームの害を自覚しない小6生は「便利」、明らかに害があることを自覚した中3生は「ますますバカになる」、ゲームを突き抜けてコンピューターそのものに肉薄する高1生は、「ゲームは中学生になってからするべき」との御意見。

我が国の教育では、子どものアタマを良くすることより子どもに情報を植え付けることの方が優先される。

声を大にして「冗談」で言いたい。

それは完全に間違っている!と。