2009-05-25 英人苫米地
_ 英人苫米地
そう大したことはないが、ブログのアクセスが想定数を越えると、いったい誰が読んでいるのか分らないという「ストレス」が起こる。なんとなれば、バカな人間の「冗談」に興味を持つものは、「全体」のごく一部で良いと謙虚に捉えるからである。
私は、明晰からはほど遠いにも関わらず「哲学」するものである。私は、この世から浮いてしまう自分を利用して、世を客観化し、抽象化しようとし続ける、まあ普通のオヤジである。そしてその実践と実態に、「就職したことがない人間」という事実が浮かび上がるのであるが、いかなる組織にも属したことがないというのは、ほぼ「アナキスト」の意味に取る人も多いと思う。
ところが私は、大陸東岸温帯モンスーン列島(温泉つき!)かつ日本語を愛する「日本人」である風土的愛国者である。この国には、菊より桜より美しい花が咲き乱れる。
私の哲学的結論の中に、
言語は不完全であるから、言語で究極の真理を求めようとすることはナンセンスである、
あらゆる宗教には、「自己向上」と、「自他対等」という共通のメッセージがある、
ブッダが瞑想法を通じて発見した脳機能認識は真理に近い、
哲学は、文学の部分である、
教育は、保守的意図を捨象できない、
真理は点滅する点である、
などなどがある。
私はこれを、後で気づいた抽象化の能力によって識った。
物事を完全に理解することはできないのであるから、するべきことは物事のコアをできるだけ短時間で抽象化することである。
こう言ったことを、苫米地英人氏はわかり易い言葉で説明する。
一冊目を通して、「この男は天才」と編集者に論評したが、彼がどれほどの天才であるかを正確に知ることは天才級の人物以外には理解することはできまい。
5月20日発売の『一人っ子を伸ばす母親ダメにする母親』(好評発売中!)のアスコム編集者よ、私に苫米地氏に私の教育メソッドの照会をする機会を与えせしめよ。同時に私がいかなる人へもアドバイスできる人間であることを伝達せしめよ。また次回本は、「プロが語るアタマにイイ勉強法」で行こう!
以上当然のごとく、「冗談」で書いた。