2006-02-10 合格発表
_ いくら飲んでもなかなか眠くならない。
軀の疲労は極限を超えている。
深夜、生徒の報告をもとに、最低点法で繰り返し合否を占う。
「出題傾向は変わっていた。特に英語は難しくなっていた。しかし数学は、基礎問題をパーフェクトに取って、2次関数も確率も取った。残りの時間で確認をした。国語は、順当に取れたと思う。7割は切っていないと思う。面接は想定内で、相手に『ほう!』と言わせた。」
英語が50を切っても合格する。合格最低点は当然去年を下回る。しかし2次募集のための足切りラインがある。そのラインは175だろう。
過去の経験上、どう見ても合格する生徒たちの報告である。合格する生徒たちは、「どのぐらいできたか」とは言わない。「どこを失点した」と言う。しかし、これまで「奇跡」を数多く実現して来た私でも、怖いものは怖い。寝床に入ってからも計算していると、彼の亡くなったばかりの叔父さんやお父さんが現れる。「資本家」のおばあさまも現れる。しかし最後に、彼のお母さんが微笑む姿が浮かんで来た。このおかげで私は眠りに落ちることができた。
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