ブイネット教育相談事務所


2006-02-14 サピックス

_ 受験のことで手一杯で、社会状況についての記述が手薄になっているが、書きたいことは山とある。

サピックスの進出が目覚ましい。どうやら日能研をしのいだ模様だ。

私は、サピックスの教育を、「鞭打ち教育」と呼ぶ。スパルタではない。そこには愛国心はない。他者愛がない。合格のために、「生徒」を「奴隷化」する。そしてそこには、個人の世間的な願望成就があるだけである。

サピックスの受験数学研究は出題側を上回っている。これは認めよう。彼らはアルゴリスムに関する何かをもつかんでいる。しかし、その教育方法の背後に、「戦死者」が多数出ることは意外と知られていない。

サピックス教育は、できるものを確実にできる様にするが、そうでないものを完全に勉強嫌いにする。主催者の高橋は、鈴木宗男型の恫喝型指導者である。

サピックスの方針は、ただただ多くやらせることに尽きる。アタマより腕力である。しかしこれは、すでに過去の教育方式である。思考の柔軟さについての顧慮がない。

サピックスは国語教育で決定的に劣るTAPを逸脱した時点から、彼らは国語力増強についてのメソッドを持たない。そして、これを軽視する。

このことがかえって、闇雲な努力によって創造力の広がりを抑制する教育に結びついている。

日能研もそうだが、サピックスも、最早賢い親が完全に信頼するところではない。

これは教育コンサルタントの客観的な意見である。