2006-08-27 作文地獄
_ 作文地獄
書きたいこと、読者にとって興味あることは山とあるが、いかんせん時間がない。
夏休みも大詰めに至り、例年通り作文の宿題の手伝いに追われている。
自由作文はまだ良いが、指定作文は本当にタチが悪いと思う。憎むべき指定図書感想文よりさらに腹立たしい。生命保険について、年金について、税金について、子どもを洗脳することが目的の作文が多くて本当に驚く。これを学校教師たちが義務づけて書かすことに腹が立って腹が立って仕方がない。どうせ彼らはほとんど読まないのである。生徒たちは成績が下がることの恐怖から書きたくもない題材の作文を書かなければならない。それも一つや二つではない。学校によっては四つ以上の文章提出物を課す。これぞ究極、教師(=公務員)にとって楽である民間人苦しめ官僚的業務行動である。自分たちが苦しめられているのと同様のことを、各家庭や子どもたちに課して楽しむのである。切れる子どもが出てもおかしくない。子どもは給料をもらえない。
埼玉朝日新聞販売店員放火事件で。フジテレビの取材に応じ、カットしまくりの上で放映されたが、そもそも学校の無意味な作文宿題がなかったならば絶対に起こらない事件であったことを忘れてはならない。書き方の指導はしない。添削もほとんどしない。ただ指示規定を紙に書いて配布するだけ。提出しなければ内申点をやらない理由にする。多くの家庭では親が手伝っているに決まっている。親が手伝えない子どもたちは悲鳴を上げている。どうしたら良いか分らないに違いない。子どもを犠牲にして平然とする教育者たち。それを命令する管理職たち。しかも、税金の大切さや、生命保険のありがたさについて述べるという、苦痛以外の何ものでもない何の面白味もない作文テーマ。しかも一つではない複数の課題。子どもたちから消費税を取って、国家予算の膨大な赤字を彼らにつけて、平然と税金の大切さの作文や、生命保険の必要性を考えさせる作文を書かせることに何の顧慮もない人たちの感性を全く理解できないのは私だけだろうか。