ブイネット教育相談事務所


2007-05-09 韓国行き

_ 韓国行き

なんとか連休を抜けたが、次の週の予定を見ると、出版社接触以外で22コマある。むろん大学出向もある。来週の韓国訪問用語学学習はできそうにない。隣国の言語をもっと若いうちに学習していなかったことの報いである

今最も不安なのは、我が国よりもさらに受験熱が強い韓国で、何をしゃべればいいのかということである。

小生オモニは、韓国ドラマにハマっている。庭いじり同様、老父看病の合間の絶好の趣味であったらしい。

聞けば、韓国では、受験と並んで整形美容が大流行りだとのことである。

心より外見。心だけでなく外見。潜在的知性より学歴。「知性」よりも「学歴」。

日本も韓国も、儒教主義が先行する裏で、「世間体」が第一義であるようだ。

「バカ」としか言いようがないが、そんなことは口が裂けても言えない。

私も資本主義社会の申し子であり、金を払うものにサービスする原理を免れ得ない。

自己を限りなく「微分」すれば、批判すべき官僚と体制と同様の認識が現れる。

私は人をダマしたくない。同時に、誰かにダマされることに無意識であることはまっぴらだ。

私は知ってしまった。本当は、教育が何のためにあるのかを。

韓国でも、メディアを意識して、言うべきことを語らないことに留意しなければなるまい。

でも、ウソをつきたくないというのは傲慢なのであろうか。

どうも、個人の幸福ためには、本質に触れるべきではないようだ。

ここのところ、「正直」な私には最も辛いことだ。

読者の皆様に感謝申し上げます。

おかげさまで、拙著翻訳本、韓国出版に引き続き、台湾出版も決定しました。