ブイネット教育相談事務所


2008-01-13 受験風俗ナマ情報

_ 受験風俗ナマ情報

相変わらずアクセス数が減らないのでここで突如方向変換焼酎ソーダ割り。

新年よりの新読者の皆様、どうぞよろしく、私がこのジョーダンブログの責任者、Joker.Nobiこと松永暢史です。

ここで、新規の「Fan」の方々は、我が子が受験する親御さんではないかとの示唆を受けて、その意味も込めて一筆つかまつる(大丈夫だって、既読者には重層的に愉しめるように書くようにするからさ)。

_ 忙しく ありても情けは あらまほし

_ 埼玉or「僻地」特進向け選抜試験一過す。

ここにはかつて中高一貫私立が準名門校化することに営業的に協力した進学塾と学校との、新たなる「提携」がある。塾は受験者数や受験校を増やしたいから、積極的に欲目がある学校経営者に「売り込み」をかける。

これらの学校は、経営者たちに収容所家畜養成的発想があるところが多い。相変わらず高度成長前の教育と、少子高齢化共存社会以降との落差が見えない潰瘍学園オヤジたちなのである。気の毒なのは、塾同様、「従業員」なのであるが、かつての日能研サピックス教師たち同様、「子どもを壊すことに力を貸してしまった」という嘆き(「冗談」)は、杉並ワダ中がサピを採用せざるを得ない状態に現象してしまうのである。

子を思う親たちが「迷妄」になることを目覚めさせるのではなく、かえってそれを利用して余分に料金を得ようとするのは、最早早稲田大や立命館大などの入試経営戦略以下の倫理観である。偏差値表をたよりに志望校を選ばざるを得ない親たちに、「特進科」は、「隠し球」を行うのである。

人々の不安を利用した「教育犯罪」。そして、どういうわけかこれを是認する文科省と国家。右翼でなくともこの現状を、日本の未来を考えない自らの利権しか顧みないバカどもの所行と判断しない方がオカシイ。組織ぐるみでお客をダマすのは、「詐欺」より質が悪い。これに自覚的でないとは、「教育機関」とはおおよそ考えられない。おまけに、教育改革は不可能なのに、あいかわらず「教育改革」の御旗を掲げるのは、石原都知事よりも劣るバカリーダー。ホントに、アタマがいいやつが大衆をダマして利潤をあげるのは良くないことダベさ。詐欺罪より上の、「狂気準備集合罪」の法整備が、行われるべきですな。品質が良くないのに高めにお金をとるのは、皆文化的に詐欺ですよってに。でもそれを黙殺するのが「高学歴者」。

合格者偏差値を高めるために厳しく選抜する→何回も受験料を取ることもできる(塾は新たなるビジネスチャンスを作れる)→子どもたちは負担が重くなって、精神的肉体的にズタズタになる→一般入試に専念できない〜→そして、一般入試では実は未来発展的な子どもが勝つような試験が指向される。

入試とは「水物」(見ずもの)である。受けてみなければ結果は分らない。偏差値は関係ない。戦術とその日のコンディションが全てである。最低ラインより上で生き残るということ、それは「テクニック」である。そして、その「テクニック」の本質は、脇を固めてミスをしないことに尽きる。これさえあればほとんどの学校に落ちない。しかし問題なのは、12歳という年齢でそれを制御するのには、「智慧」が必要であることだ。

欲を上回る好奇心。

分らないやつには永遠に分らない。