2007-06-02 SEOUL紀行ー連載第6回
_ SEOUL紀行ー連載第6回
ソさんとは、12時半に店を出た所で分かれた。途中で、娼婦の斡旋をする男に声を掛けられたが、当然無視。
私の部屋でビールを飲んで、ホテル8階のサウナに行ってみることにする。
サウナ受付で、受付女性が愛想良くなく、二人で20000をワォンかかることに同意することを求める。20000ワォンとは、日本円に換算して1600円くらいである。あっさり同意すると、彼女は、電話をかけて初老の日本語がわかる男を呼び出す。この男が、
「サウナだけか?」と聞くので、
「そうだ」と答える。
サウナは快適だった。水晶と薬草に囲まれた部屋。ミストサウナ。さらに塩漬サウナもある。足だけサウナもある。浴槽は、約20度のものと、41度のものと、44度のものに分かれる。私が41度のに入っていると、田中氏は、44度のものに入っている。この男は、「辛い!」と言って辛い物を喰い、「熱い!」と言って熱いお湯に入るのである。
サウナ後ラウンジに出てビールを注文。ここにも私が望む酒類はない。
疲れ切った韓国人サラリーマン。
彼らは次々に呼び出されて、奥のマッサージルームに消えた。
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