2005-08-16 大分3ふぐ良
_ ここでこの一説をここに記するは実は本意ではない。私は大分で過去考えられない贅沢をしたのである。
ふぐ料理である。
回遊するふぐが次第に毒を肝臓に貯えながら豊後水道を北上し、まさに下関に到らんとするその直前に、拉致したるのが大分のふぐだそうである。
言わば地元が昔から喰っているので、厚生省もお咎めなしで喰うふぐがこの大分のふぐなのであった。
そして、その答えは、これで死んでもイイと思う人が出ることがまさに良く分かる旨さである。これは我が人生最高美食の天然自然藷すいとんを危うく上回るほどの旨さである。まさに他に喩えようのない旨さ。最高品質の生ガキ、新鮮絶妙の甘ウニ、天然ウナギの蒸し焼き、最上等のフォアグラ・・・・どれをもっても説明できない。金持ちならばいくら払ってでも年数回は絶対に食べたいというしびれるような旨さ!
やはり、育ちの良さには個人勝手の体験は叶わない。同行の山上は、文句なしに旨いと思って無言でこれを食している。まさに旨いという必要がない旨さ。
そして、まさに絶妙のタイミングでビールを過ぎてヒレ酒が入る。
何と贅沢なことに、酔わずに味わい続けるために、可能な限りアルコールを火で飛ばして味わうのである。もうそのまま春の草原に横たわって空を眺めたい旨さ!いや決して大袈裟ではない。大分のふぐは世界一のふぐなのであった。
もしこれが「接待」であるのなら、その人は完全にやられているのである。
これからは、大分のふぐを喰ったことがない「美食家」は見下すことにあいなる。
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