2005-08-26 新聞のインチキ
_ 20日付朝日新聞土曜日の一面見出しは、「ヒラより軽い役員ストレス」である。
思わず、「ホウ!」と思って読んで見ると、「現在の仕事に精神的なストレスを感じる」と答えたものは、役員が54.9%に対して平社員は57.7%であるそうである。
仕事に慣れない平社員がストレスを感じるのは当然であろう。しかしその差は何と2.8%である。一面見出しにするようなことだろうか。
また、「職業生活の先行きに希望が持てない」と答えた者は、27.1%で、「わからない」と答えた者は53.4%とある。「希望が持てる」と答えた者は、17.1%だそうである。朝日はこれを、「わからない」と答えた者と「希望が持てない」と答えた者を合わせると「8割を超える」と書く。希望が持てるものと持てない者の数値の比率は、27.1対17.1で、そんなに疑問を感じる数値差ではない。
どうしてこのようなインチキ社会学者にも劣るデータの扱いがなされるのであろうか。
という疑問を持った瞬間、「またしてもやられた」と思うのは私だけであろうか。
読者はお分かりであろうか。どうも朝日は、本来一面に載せようと思った記事を、直前にデスクが不味いと判断し、急遽この記事に差し換えたのではなかろうか。だからこんな稚拙な記事になっているのではあるまいかという疑問である。
私はどうしたら良いのであろうか。朝日は情報操作を露骨に行い続ける。読売はすぐに読み終わってしまう。毎日はさらに記者の質が劣る。これは新聞が、まともな読者は、読むのを止めた方が良いと言っているのに等しくはないのか。
もし私がテレビの情報に満足できるのなら即座に新聞を取るのを止めるだろう。しかし私はテレビを見ない。その理由は、あまりに情報操作が露骨で内容が拙劣であるからである。
テレビも新聞も読まないのであれば世間音痴もいいところになってしまう。いったいどうしたら良いのか。