2005-09-08 夏期講習
_ 夏も終わらんとしている。
8月後半は、作文作成と感想文作成の宿題相手の仕事で些か忙しかった。
この夏の特徴は、地方から上京して、2学期分の予習を済ませて帰るパターンの高校生が多かったことである。
V-netで、私のカウンセリングを受けて、国語古典の予習を終了させる。これが約5時間。数学が、5時間。英語も5時間。締めて15時間で2学期の落ちこぼれを事前に防ぐスタイル。
別にV-netがそのコースを設定したわけではない。クライアントの要求が濃かっただけである。しかし後で思った。これらの親御さんは非常に賢明である。
クラブや学校活動にいそしむ子ども。これはこれで成長中で頼もしい。しかし、高校での落ちこぼれは2学期に起る。何故かというと、2学期は奥が長く、いったん予習が後手に回ると冬休みまで逃げっぱなしの勉強法になり、しかもその冬休みはとかく行事が多く回復時間として充分ではない。それに内容もとかく発展的になる。
子どもの落ちこぼれは2学期に出る。しかし、もし、2学期分の主要教科の予習が終わっていれば、その心配は無用と化す。プロがやると15時間以内である。交通費宿泊費を入れると、約20万。私は自分の子どもの仮性近視の治療に50万かかることを思う。この措置を選ぶ親は賢明であり、子は幸運である。何となれば、教科が加速度的に進展し続ける高校学習においては、普通「落ちこぼれ」にリカヴァーがないからである。中学までとは違って、高校では、一度落ちこぼれると「終わり」なのである。
手前味噌にはなるが、運動部に学園祭の要職を兼ねる娘は完全にV-net方式である。
彼女は自宅学習時間がほぼゼロの状態で、2学期分の主要教科の予習は終了している。
誓っていうが、この子にはそれを自分で実行する能力はない。
落ちこぼれた後の「出費」が、落ちこぼれないようにするための「出費」を遥かに勝ることはいうまでもない。だから、実は、「夏期講習」が流行るのである。