ブイネット教育相談事務所


2005-09-22  一九一九

_ 新聞広告を見て、また笑ってしまった。

ライブドア・パブリッシングから、『ふた桁の掛け算一九一九』という本が出たのだそうだ。

二桁同士の掛け算を語呂合わせで覚えれば算数ができるようになるとのことで、たとえば、12×13=156は、「ビキニの一茶でイチコロ」と覚えるのだそうだ。拙著『サイコロ学習法』(ワニブックス)では、12×12=144だから、それに12を足して156。それよか、「156の因数が12と13だと見た瞬間に分かるようにせよ」といっており、さらには「サイコロで遊ぶうちに自然に覚えよう」と言っているのだから、クダラナイ語呂合わせなどどうでもいいことである。19×15=285の覚え方は、「一休×五つ子はにバゴーン」となるそうで、もう可笑しくてしょうがない。私の本だと、19×15=20×15ー15=300ー15=285を映像的な暗算で済ます。そしてこの方がクソ暗記よりも遥かにアタマによい。『サイコロ学習法』は、10までの整数3つの掛け算も覚えようと提唱しているが、どうかこれも語呂合わせでやって欲しい。かなり苦しい、オカシなものになると期待できる。楽しみである。

音読法にしろ、暗算術にしろ、英文法にしろ、作文法にしろ、アタマが良くなる観点がないいいかげんなメソッドは私の敵ではないと強く思い上がった。先を行き過ぎてなかなか広まらないのは欠点であるが・・・・。