2005-09-25 東京大学大学説明会
_ 東京大学では、この度初めて学校説明会を開くことになったという。同時に作成した案内冊子によると、小宮山宏学長は、
「漠然と『成績がよい』から志望するのではなく、やりたいことを持って挑戦して下さい」と要望。また、「日本全国から学生が集まることを、非常に重視しています」と地方出身者を歓迎する考えを表明しているとのこと。
東大の最近の入学生の半分は、首都圏私立の6年生一貫校出身者。そんなことは東大合格者ランキングを見ても明らか。それどころか、地方からの東大合格者でも6年生私立一貫校の出身者がほとんど。これらが「優秀ではない」というのだから笑えるではないか。
すでに私は、東大の教授から、「最近の東大生は、全くというほど自分で卒論のテーマを決められない」と耳にしている。また、今回の朝日新聞の記事捏造問題も東大出身の政治部記者がやったこと。ということは、倫理観も低下していることになる。
生徒で東大に進学した人からも、首都圏の6年生私立の出身者にはできないものが多い、という話を聞いている。しかし、後期の論文試験で取ったものたちは優秀なものが固まっている、とのこと。この人たちは前期試験に落ちたから後期試験を受けている人たちであるはず。つまり、東大の前期試験が悪いのである。いや、それだけではない。諸悪の根源は、クソ暗記とレトリック解読だけのセンター試験なのである。この試験で高得点するには、中学から十二分な勉強時間が必要なはずである。クラブ活動もしない。交友関係も制限する。旅行やフィールドワークの時間もない。おまけに読書の時間も充分に取れない。こんな十代を送ったものがまともな好奇心を持つように育つわけがない。孔子だって、学に志したのは15を過ぎてからである。小学高学年から高給官僚を目指して進学塾に通ったものが健全な発達をすることは先ずありえないのは明らかではないか。東大は試験スタイルを変える以外に優秀な学生を集めることはできない。また、すでにこのスタイルでの試験が長期化しているということは、東大で指導者になっている人たちも充分に怪しいということになる。私は予言する。再来年度から東大は、小論文試験に移行する。また面接によるAOも開始する。
末尾ながら、東大が本当にアホなのは、説明会の会場を駿台に頼んだことである。駿台がアホなのではない。面倒臭いことはすべて丸投げする東大がアホなのである。東大自体にアイディアがないことの証左である。この考えが改まらないのであれば、東大も朝日やNHKと同様の組織ということになる。東大はもちろん、これらの組織は東大出身者で固められている。