2008-04-30 旧友家族
_ 旧友家族
芸術家の子どもたちは元気だった。
上は小学三年、下は1年。どちらも男の子である。
元甘えっ子の上の子は、このところやけに体の発育が良く、同時に周囲の状況を的確に把握する能力に優れる。
下の子はいつもニッカニカの上機嫌。悪い癖があって、誰かまわず、いきなり男性の股間を突く。約15分おきに水戸黄門のテーマソングを歌い始める。
六歳が歌うのである。
〜人生楽ありゃ苦もあるさ〜
―おまえそれが分ってんのか?
―わかりません!
―続きは?
―知りません。
と言って、間髪入れず、「ちんぼぼぼぼ〜」とか言って、いきなり股間を突かれる。
―キミねえ、そういうことは普通は人にしないことなの、お願いですからもうしないで。
と言うと、かえって喜んで、隙さえあれば股間を狙う。
―ボクねえ、きれいな女の子を見るとチンポが立つよ。
小学1年でこれではこの先が思いやられる。
二人ともカタカムナ音読が驚くほど上手い。
上の子は顎の形も完璧である。
―しっかり稼いでまた来てね。
と、上の子。
―今度来たときは、おにいちゃんとボクの間に寝かせてあげるからさ、ねっ。
と、下の子。
芸術家の子どもは「健全」である。
_ 何名からか問い合わせがあったようだが、5月10日の講演については、以下に直接問い合わせて欲しい。
_ 自然育児友の会
(TEL) 042−361−8565
[ツッコミを入れる]