2009-03-28 男の子はもっと遊ばせろ!
_ 『男の子はもっと遊ばせろ!』
皆さま、クリトン氏の御配慮から、はてまた「どぜう」の「御沈潜」から、再度の「代作」を許されました私こと不肖イケズのイケでござりんす。わらわこそ、「更迭」覚悟で、松永先生の本音を記述するものでござりんす。目下、当ブログ「主催者」は、管理者ページに勝手に乱入して、「代筆」乃至は「代作」、あるいは「仮面コメント」で、いったい何が「主体(チェチェ)で何が神懸かり的リスト強権かを意識した西松永建設のイチローでもありまする。
以下、「代作」す。
いや昨今女の子たちは本当にデキるのだ。
子どもたちの世界では男女が逆転されて久しいが、大学入試では明らかに女子の方ができるようになった。
特に彼女たちの推薦や面接における強さには瞠目すべきものがある。
彼女たちは自分のやりたいことやこれまでやって来たことを見事に文章化し、「プレゼン」する。予行にも余念がない。まるで完全な「化粧」のようである。
できる女の子たちは、推薦で早慶などに採られ、そうでないものは一般入試で東大京大一橋大東工大、はたまた上智ICUを目指して、けっこうこれに受かってしまう。もちろん早稲田や慶應にも同時に合格するものも多い。そして我々の頃では考えられないが、東大を蹴って慶應に行ったりする。「慶應には自分のやりたいことがやれる環境が整っているから」「東大に行くような男には魅力がない」。そして東大の女の子たちの東大の男に対する目線はことのほか厳しい。「はっきり言ってほとんどオタクかマザコン。小学生の集団に見えるときもあるぐらい」。これはほとんど虫けら扱いに近いが、東大生をバカにするのであるからそれ以下はどれほど見透かされることになるのか、あるいは男性に全然別個の価値観を持っているのかのどちらかであろうが、これではよほど年が上のエリートとの不倫再婚ぐらしか狙い目がないとも「冗談で」言える。また、「かっこいい」とはスポーツや技術に優れることなのかもしれない。さもなくば集中の連続によって磨き込まれた男の横顔であろうか。
大袈裟に受け取らないでいただきたい。
子どもたちの世界で確定しつつあることなのだから、これはもう、西欧に遅れること30年、これからの時代、社会のリーダーになるのは女性だという既成の「事実」なのである。
女子は元気になって、男子は元気がなくなっていく。
何ちゅう悲しいことであろうか。
オチンチン力の「消失」である。
実はその理由の解明をここに記しながら、新刊書『男の子はもっと遊ばせろ!』に話をつなぐつもりで書き始めたのであるが、今年一年の女の子の受験の強さを見たことを思い出して、それだけでいっぱいになってしまった。