ブイネット教育相談事務所


2005-12-22 名古屋

_ 久しぶりで名古屋に行って来た。といっても、二年ぶりくらいであるが。

名古屋は相変わらず謎だった。

バブル期にも驚いたが、相変わらず人々は元気である。余裕がある。人間的である。 

彼らは車内のマナー良く、会話における笑顔を絶さないない。

レストランでも、注文の品がやって来ると実に素直に嬉しそうな表情を見せる。

東京では全くそんなことはなくなってしまった。

仏頂面か目を瞑った、他者の存在を全く気にしないマナーモード。

おまけに名古屋の高校生達は東京より遥かに大人に見える。車内での携帯いじりやウォークマンも少ない。建物も個性的なものが多く、絶えず何らかの自己主張がある。見た限りではあるが、車内で飲食するものや、化粧をするものはいない。

どうして名古屋は元気なのだろう。

トヨタのせいだろうか。

私はバブル期にトヨタ幹部のご家庭で家庭教師をした経験があるが、驚いたことに、景気低迷の中、休めばいいのに土日も出社するのである。私はその理由を尋ねた。

答えて曰く、「社長が、一人もクビにしないから、全員で集まってどうしたら良いのかを一生懸命考えて欲しいと言うんだ。」

今更ながらに奥田氏は凄いと思う。社員全員にアイデアを出せというのである。

その結果が今のトヨタを生んでいるのは明らかなことである。

自己流のアイデアを人にアピールすること。

そこには表現活動を前提とした何かがある。考えてみればサービス産業なぞ表現行為の最たるものだ。

東京では表現行為に対する位置づけは限りなく無に近い。アイデアは人の出したものをかっぱらうことになっている。

名古屋は驚くほど美術館の多いところでもあった。