ブイネット教育相談事務所


2006-07-27 現状学校教育実情<連載5>

_ 現状学校教育実情<連載5>

志望校合格が金で買える。他ならぬこのことの真実さゆえに私の仕事が成立してきたとも言えよう。

一流大学合格実績は、首都圏私立進学校の教育が良いためだけではない。というよりも、受験成功者は、とどのつまり、周辺進学機関の使い方がうまいのであり、そしてまたそれを買うだけの余力的資金があるのである。そしてさらにこれゆえにまさに首都圏に進学機関が営業可能なのである。ということは、ここには実際、ある学校の「受からせ方」、「受かり方」があるのであり、その究極の答えは過去出題問題研究と合格最低点考察を連動させた「読み」なのである。ここにこそ私の仕事があった。私が相談客を「クライアント」と呼ぶのはこのためである。「投資」以上の結果を与えるのがその仕事の目的である。この世界の上部では、苦労して受かることを「成功」とは呼ばない。さしたる苦労はなく、あれよっ!という間に合格するのが理想なのだ。そもそも、人に呆れられなければ「受験パフォーマンス」の意味がないではないか。

具体的に言うと、この方面でただ今最もお買い得なのが、早大高等学院合格、早大政経合格、おまけに慶応湘南と慶応文学部合格である。多数の客を相手にするプロは、『ドラゴン桜』のような東大一直線はマンガの中でしか商売にならないと上手に笑わせてもらっている。そしてこの逆に、最も割りに合わないのが、上智受験とセンター試験高得点受験である。両者の共通点は完全マーク方式であることであり、高得点のため欠かせない闇雲な暗記学習とレトリック読み取り訓練が待っている。つまり、「学習」=「労働」の世界である。

最近上智大四谷キャンパスでは、一般入試入学者差別が広がっているのだという。これを隠さずに冗談で申せば、実は筆者はこれを30年前に三田キャンパスでやっておったのである。上智では、主として帰国子女たちが「一般入試生」と言って差別するのだという。「一般入試」というのは、闇雲な暗記学習には勝ったけれど、通常の同年代女性ならば健全に持っているであろうはずの感受性にやや劣り、知識は死ぬほどあるのに自分の意見が言えなくて、なぜか知らぬがプライドだけは妙に高い学生たちのことである。これらの人は、例えば一緒に昼食に行くために、「何が食べたいか?」と聞いても「別に」とか「何でもいいわ」とか「あなたにまかせるわ」とか「分らない」とか答えるのであり、席についてメニューを前にしてもなかなか自分で食べたいものを選べないのである。こういうのを、極めて健全的にも、帰国子女たちは「変」というのである。どうして自分が今食べたいものを言うことができないのか?30年前の私も同様のことを感じたものだった。目の前の女性たちは外見上好ましい人もいるが、話しても面白い人は稀なのである。はっきり言って全然「手応え」がなくてつまらない。フレッシュでない。自律神経を患うものや急にガリガリになるものも多かった。今にして思えば彼女たちに欠けていたものは感受性だったように思う。不感症というのではない。彼女たちは無理な知識修得のせいで感受性が未発達なのである。でも世の中では試験に勝った「才媛」と言うことに一応なっているから、それにそもそもただでさえダマされ易いのが女だから、実は何もない自分に、あたかもお茶女卒的な意固地なプライドを持つのである。正確に言えば、「vanity」なのであるが、幼稚な彼女たちには冗談や皮肉は一切通じない。またそのことを自覚するほどには賢くはないときているのである。つまり一種の「馬鹿」なのである。性的にチャーミーの薄い馬鹿は性的なチャーミーしかない馬鹿より劣る。彼女たちは優れて「フェミニスト」的である。フェミニストの自覚のないフェミニスト的である。ともあれ、人生最美の20代前半で対人的魅力に欠けるのはもったいないことである。人生で最も敏感な頃にその能力を解放してコミュニケーション拡大に役立てようとしないことは後悔のできぬ「見越し」である。もちろん人によって諸処それなりの事情があることは当然考慮すべきであるとの自覚を強く持って書いておるが、多くのものが獲得できる「存在表明」を、自ら選ばない作戦をとることに無自覚的な人たちというべきか。あくまで一般論として読んでいただきたい。人間的発育にマイナスになりながらも敢えて受験に全力を投ずるのはなぜか。読者高水準を鑑みて、この答えは敢えてここでは書かないことにする。

_ (問い)筆者は、「読者高水準と鑑みて敢えて書かない」と記述しているが、これはどういう読者コメントを期待していることになるのか。「冗談」でコメントしなさい(東大志望想定者は13.5センチ×2行、京大希望想定者は4行。SFC志望想定者は800字以内。正解者には昼食(西荻)同席の上拙著進呈する。)

_ これぐらい、「冗談」で返せなければ、当ブログの主要読者とは言えないということに同意しない?

以上一種の「挑発」ーもちろん「冗談」でーである。多忙中ゆえ、回答数が少ない場合、それが満つるまで記述を若干控える所存。すでにお分かりの通り、もちろん、以上全て、「冗談」で書いた。この項、私のペンネームは、「Joker」である。ということは、すでに別のペンネームがあるのである。乞うご期待。

_          なつまだし あせをかけずに アセちまう (冗)