ブイネット教育相談事務所


2006-05-21 教師とケーキ職人

_ 教師とケーキ職人

実は前回ブログを書いてまだ15分しか経っていないが、虫の知らせで表を見ると、先ほどまで降り続いた雨が上がっている。外へ出ると、歩くより早く過ぎる雲が頭上を行く。「モンスーン」である。お百姓さんじゃあるまいし、「天候不順」に不満を唱える人がいるが、私は地球環境変わっても、この温帯モンスーン気候のオモロさを愛でてやまない。なんちゅうオモロい気候であろうか。半年先の気分が、初夏前に味わえるのである。これはカリフォルニアのスカッと晴れたsky!の爽快さに断然勝るオモロさである。この微妙かつダイナミックな変化。これは我が国でしか味わえぬ特殊な気候なのである。大陸東岸列島温帯モンスーン気候。右翼も左翼もこれが楽しめぬものは「日本人」ではない。こんなに面白い気候は世界にない。と、深夜、女子大前のケーキ屋が明かりをつけずに開いている。体格の良い男たちが、出て来る。彼らは隣のインフォームドコンセント中毒の医者のドアを開けて入っていく。いや、彼らが入ったのは、その手前の歯医者が潰れた後の空間だった。今その内部が見える。内部にはびっしりと棚があり、そのどれも、小麦粉や砂糖、そして、ケーキの材料の上から下まで山である。普通ケーキ屋が儲かると、歯医者も儲かると思うが、ここではそれはなかった。このケーキ屋は、主人がフランスのお菓子コンクールで金賞取りまくりの上凱旋した店で、その美味しさは常に通常を上回るのである。最近、自分の指導力が向上していることを実感する。教師にしろケーキ職人にしろ、仕事のさらなる向上を願わぬものはその仕事をする資格がない。世の中は変わる。お客も子どもも変わる。どうしてケーキ屋と教師も変わらずに済ませまいか。若い世代の「進化」を受け止めることができなければ、ボケ老人を嗤うことはできない。(5月20日未明)