2006-04-02 オチンチン小僧
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_ 教師をしていることの究極的な歓びは、優秀な生徒に出会うことではない。
それは、オモロい生徒に出逢うことである。
優秀な生徒は世間並み。オモロい生徒は世間を超越している。
本日美しい母親に伴われた新小6の男の子はオモロさの上を行くタイプだった。
体を動かすことは得意だが上手にしゃべれない。
「もっとお友達とお話できるようになりたい。」
これは、かつての私と同様、いくら遊んでも事足りないアジアのクソガキである。
世の中が洒落て口達者が当たり前になったために取り残された男の子だ。
彼は私と同様、桜を見て口を開けて眺めいるという。
月が出ているとしばらく見とれるという。
事務所の壁の絵画も鑑賞できる。
ひょうたんスピーカーにも純粋に驚愕する。
良い景色は大好きだという。
かつての最高はグレートバリアリーフのエメラルド色だという。
遊んでやると、論理を逸脱した直感力がある。
母親が隣にいる状態でいろいろと話す。
いつものように,私は語りかける。
「僕は,普通の先生ではなく、一対一で教えることが専門だから、全面的に生徒のキミの味方だ。何か困っていることがあれば言って欲しい。」
しばらく考えてから口にする。信じられないことである。母親が隣にいるのだ。まだクソガキの証拠である。下ネタを、ウンコやオシッコについてのことだと捉えているうちのクソガキと同じである。
「ボクね、最近風呂に入るとオチンチンが固くなって棒のようになっちゃうんだけどなぜ?」
かつてこれを尋ねた子供はいない。
「それはねえ、我々のオチンチンはスポンジのようなもので出来ていて、そこに血液が流れると固くなるようになっているのだよ。風呂に入って暖かくなるからだよ。それは男の印の勃起というんだけれども、いつからそうなったの?」
「う〜ん。3年生くらいからかな。最初はびっくりしたよ。」
「ふ〜んそうなった時はどうしているの?」
「それは柔らかくするために揉むの、オチンチンを。」
私は笑い転げる。これが笑い転げずにいられるか。私が笑い転げることで安心した相手に語りかける。
「朝起きた時はどうなの?」
「朝は固くなることはないな。」
私はまた死にそうに笑いこける。女ばかりの4人姉妹で育ったという美しい母親はどう反応して良いのか分からずにきょとんとしている。
精神と肉体の発達は必ずしも一致しない。
いいパパになれよ。