ブイネット教育相談事務所


2006-04-09 センター試験収益

_ たまにはちょいと、計算機を使って計算してみよう。

本年度のセンター試験を、約75万人が受験して平均1万5千円の受験料を徴収したとすると、その答えは、750000×15000=11250000000円。つまり100億円以上の金額が得られたことになる。このほとんどが、「人件費」として消えたであろうことは想像に難くない。

ある東大教師はのたもう、

「教員の側から言うと、センター試験は、余分な労力がかからないので止められない」

大阪大学教授はのたもう、

「センター試験の年2回化なんてとんでもないことです。あんなことで時間を取られるのはかないまへん。なにしろボクらが試験問題の周りで寝て番するんでっせ。」

つまり国立大学は、自分の学校に集める生徒の能力を判定する労を出来るだけ省きたいのだ。

馬鹿である。死んだ方がいい。最早教育機関として消滅しても全然構わない。彼らは,自分の学校の入学者の試験に出来るだけ関わりたくないのである。

彼らのこの判断によって、若者は二重の対処時間を奪われ、ご両親は二重に「税」を取られるのである。そしてその投資は合格した時にしか報われない。もちろん落ちれば完全取られ損である。

このことをいささか、卑近な事柄に喩えると、「ある願望成就のために、1万5千円の入場料を支払って、それでも足りなくてさらに同額の追加料金を払って、少なからぬ自己労働と交通費を自前で払って、数値以外の何も得られずに、一つのサービスも受けられないままに、店から出される」のである。

東大よ、リーダーとして範を示さないか。3番手の東北大に先を越されて何とする。君たちこそセンター試験を先陣を切って拒絶するべきではないか。それに君たちの持つ人脈なら、文科省と、天下りを通さずに、直に交渉できるはずではないか。

ミックジャガーのチケット並みの金額を払って、数字しか得られないのである。

明らかにこれは「詐欺」である。売春や賭博以上の「犯罪」である。

この対処のためにどれだけの労力と資金が投入されているかを想像する事が出来ないというのか。

私はこのことを平気で黙認して口を閉ざし続ける東大教授陣を、真の知識人として認めることが出来ない。集団にアイデンティティーを確認するものが、どうしてその集団の凋落にに直結することを黙認し続けるのだ。いや、ことはすでに日本全体の教育の問題だ。君たちはすでに「役人」なのか。実は君たちも、東大を去った後の「天下り先」が優先なのか。君たちが立ち上がらなくて、どうして日本の教育を荒廃させ続けるセンター試験を止めさせることが出来るのだ。君たちはフランスのバカロレア試験が、理科系でも哲学の小論文を含む試験であることを知っているだろう。そうだ。東大の哲学科が悪い。お前たちはアタマが良いくせに、本当に大切なことより無意味な瑣末事を専門にする「傍観者」なのか。単なる標準語レトリックの読解と知識暗記の強要のセンター試験に、これ以上若者が耐えられると、本当に思っているのか。最高学府の総括部門の哲学科がアホ?なんと、文科省と同じ構造かよ。これじゃあ,我が国の教育なんて良くなるわけないわな。つくづくお前たちを金を払って仕事をさせるのは「社会福祉」と言うべきだな。